M&Aを正しく学習

M&Aの流れ

M&Aの準備から新会社がスタートするまでの流れをご説明します。

後継者不足とM&A

後継者不足でM&Aが増える原因として、まず、中小企業の経営者の高齢化が考えられます。60歳以上の経営者の数は増え続け、2002年で全体の40%以上にも達しました。経営者交代の必要性に迫られている会社が多く存在していると言えるでしょう。一般的に中小企業の場合、子供に会社を引き継ぐことが多いですが、引き継ぐ側の子供は会社を引き継ぎたいという意思が低下しています。すなわち、経営者が高齢になって自分の子供に引き継ぎたくても子供が引き継がないというケースが増加しているのです。この社会現象がM&Aを増加させる理由の一つとして考えられます。

社員事業継承の問題点(資金)

社員に事業を継承する場合、フェアバリューを用意しなければなりません。例えば、純資産価値が1億円、営業権が1億円であれば社員が2億円調達しなければなりません。また、金融会社に借入金がある場合、経営者の債務保証が必要となります。そうなると、金融会社は、新しい経営者への保証人の切り替えを信用力の面から嫌がるケースもあります。また、このような条件では引き継ぐ社員が難色を示すことが多く、親戚などの身内から反対が出ることも多くなります。

社員事業継承の問題点(経営能力)

会社を譲り渡そうとする社員が有能な右腕であったとしても、経営者を補佐するのと実際に会社を経営するのでは違ってきます。会社経営は経営能力が重要になります。後継者の経営能力をしっかりと見極めることが大切になってきます。

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